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つばき

紅侘助 (ベニワビスケ)
桃色がかっつた紅のラッパ咲き野一重の小輪で12月頃から咲く早咲きです。江戸末期ごろの(伊藤椿花集)に紅一重小リンと記載され、(皆川椿花集)に引き継がれ現在に至っている様です。
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玉之浦 (タマノウラ)
紅色地に白覆輪、五弁一重のラッパ咲き。中輪で春咲きです。五島列島の天然林で炭焼き人夫が
炭材にしようと幹を切り始めた所、花期だった為に花がパラパラと散りその余りにも美しい珍花に驚き町名を取り玉之浦と命名したそうです。昭和48年の長崎県の椿展に出品し注目を集め現在も名花として親しまれています。
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錦ト伴 (ニシキボクハン)又は(ニシキバクハン)
八重の唐子咲きで、雄しべ全体が完全に弁化して美しい花弁状に発達した花です。
椿の花の種類は大変多く、野生の椿以外に園芸種が沢山出ています。年により園芸種が野生返りするのか、自然交配で変わるのか、覆輪が強くでたり弱く出たりと変化する事も有り大変楽しい花です。
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by minibaimo | 2007-02-07 19:27
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